コラム・寄稿未明に受けた美輪さん死去の報 忘れられない「愛してるわよ」の声編集委員・後藤洋平印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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記者コラム「多事奏論」 編集委員・後藤洋平 6月28日未明、けたたましく鳴り続ける呼び出し音で起こされた。パリ出張中だった。もうろうとしたままスマートフォンを手に取ると、画面には文化部デスクの名があった。時差を承知でかけてくるのだから、よほどのことに違いない。 電話に出ると、デスクは言った。 「美輪さんが、亡くなった」 私は2015年春から、週末版「be」の人生相談「悩みのるつぼ」で、回答者の一人だった美輪明宏さんを担当してきた。掲載はおおむね月に1度。相談文を美輪さんに届け、回答を編集し、紙面に載せる仕事が10年余り続いた。 ファッション担当でもある私は、その間、ファッションウィークの取材で何度もパリへ向かった。15年11月のパリ同時多発テロや、18年末の「黄色いベスト運動」に伴う暴動の後に出張すると知ると、美輪さんは言った。 「なぜ、こんな時にパリに行くの? そんなに死にたいの?」「あなた、私に愛してると言われて…」 その美輪さんの訃報(ふほう…この記事は有料記事です。残り933文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人後藤洋平編集委員|ファッション・メディア・文化担当専門・関心分野ファッション、メディア、文化関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






