インタビュー韓国の保守政党前代表が考える「保守再建」 韓東勲氏との一問一答2026年6月27日 14時00分(2026年6月27日 19時28分更新)有料記事聞き手・貝瀬秋彦 清水大輔印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
[PR]
韓国の保守系最大野党・国民の力の前代表で、6月3日の国会議員補欠選挙に「保守再建」を掲げて無所属で立候補して当選した韓東勲(ハンドンフン)氏(53)が朝日新聞のインタビューに応じた。韓氏は尹錫悦(ユンソンニョル)前大統領が2024年12月に出した非常戒厳に反対。今年1月に国民の力から除名されたが、今回の当選で、保守の将来のかぎを握る存在として動向が注目されている。主なやりとりは次の通り。韓国で低迷の保守、元党代表が「再建」なるか 韓東勲氏インタビュー李政権の独走にブレーキか 韓国統一地方選、識者が語る民意の意味は ――今回の補選に南部・釜山の選挙区から出て勝利しました。 「二大政党制が強固な韓国で、無所属かつ全く縁のない地域で当選するのは極めてまれだ。『保守を再建し、李在明(イジェミョン)政権の暴走を制御し、韓国を正常化させる』という私の訴えに市民が共感してくれたからだと思う」 ――「保守再建」とは何を意味するのでしょうか。 「抽象的には憲法と事実と常識に基づいた、正義に満ちた有能な政治を行うことだ。少し具体的に言うなら非常戒厳以降、保守は『語る資格』を失っていた。いくら李政権が間違っていても『戒厳を擁護する勢力が何を言うのか』との一言で終わってしまう。(国民の力の代表当時に)先頭に立って非常戒厳を阻止した私が乗り出すことで、保守が語る資格を取り戻すということだ」 「この選挙を通じ、国民を説得すれば28年の総選挙や30年の大統領選に勝てるのではないか、政権の奪還が可能なのではないかとの希望が生まれた。政権を取り戻すのが保守再建の短期的な目標だ。私の勝利で保守の再建はすでに始まっている」「裏切り者」との批判への答えは ――ただ、尹氏への弾劾(だんがい)訴追をめぐっては保守陣営内で意見の隔たりがあります。 「私に対し『背信者(裏切り者)』との批判があった。だが、私は国民を裏切ってはいない。同じ政党から出た大統領だからといって非常戒厳を擁護したら、国民を裏切ることになる。私は党を除名されたが、今回の選挙を通じてこの問題は克服されたと思う。市民が選んでくれたのだから」 ――党内の批判は国民の力へ…この記事は有料記事です。残り1381文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
この記事の続きを読むなら今がお得。初回1カ月無料+Visaギフトカードが当たる▶今すぐ登録
この記事を書いた人貝瀬秋彦ソウル支局長専門・関心分野朝鮮半島、東南アジア、核問題、人権問題清水大輔ソウル支局専門・関心分野日韓・日朝関係、分断と対話、戦争と平和関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






