現場から手塚治虫の娘、父そっくり「毛塚治虫」に「懐かしい」 素顔を語る2026年6月27日 9時00分黒田健朗印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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第30回手塚治虫文化賞の贈呈式が今月開かれた。恒例の記念トークイベントの今回のテーマは、ずばり「手塚治虫」。お笑いコンビ「ガリットチュウ」の福島善成さんが、手塚さんをまねた「毛塚治虫先生」として登壇し、長女の手塚るみ子さんや選考委員のトミヤマユキコさん、矢部太郎さんと、手塚さんのトレードマークのベレー帽をそろって身につけ、人柄や魅力を語り合った。 イベントは朝日新聞社の鹿島啓司企画委員が司会を務め、「手塚さんが大切にしていたものは?」などクイズ形式で進行。るみ子さんによると、「マンガを描く時間が優先」の父親だったが、夏休みの家族旅行を計画したり、クリスマスに外食に誘ってくれたり「家族サービス」に取り組む一面もあったそうだ。「時間をつくってくれたことは本当にありがたい」「毛塚先生」とツーショット、見上げた感じが… 自身もマンガ家の矢部さんからは「手塚先生は何を参考に絵やストーリーを考えていたのか?」との質問も。るみ子さんは「私の推測」としつつ、残された逸話などをもとに「おそらく天才的な記憶力で、見たものをそのまま記憶できた。映画や小説、新聞記事なども記憶の引き出しの中に入れて、ネタをかけ合わせて誰も思いつかない物語やアイデアをつくることができたのでは」と説明した。 手塚さんは、2028年11月3日に生誕100年を迎える。手塚プロダクション取締役でもある、るみ子さんによると、27年11月以降に展覧会や映像企画などの生誕イベントを準備しているといい、「公式サイトもアニバーサリー用に変え、少しずつ情報を出していくので、ぜひチェックを」と呼びかけた。 イベント終了後には、登壇者が報道陣の取材に応じた。矢部さんは、るみ子さんが福島さんを見て「(父のようで)懐かしい」と話していたことを明かし、「グッときた。手塚先生への冒瀆(ぼうとく)なのではと個人的にちょっと思っていたが、(るみ子さんの反応を見て)今日という日があってよかったなと思いました」としみじみ。 福島さんも「こんな場所に呼ばれるとは。(手塚プロは)懐が深い」と感謝しきり。最後には「親子」ツーショット撮影の機会も設けられ、るみ子さんは「身長の雰囲気がこんな感じで懐かしい。久しぶりに見上げた感じが……」と隣の福島さんを見やり、目を細めていた。【贈呈式詳報】カッパの姿は「だいたい同じ」第30回手塚治虫文化賞の受賞スピーチ有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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