インタビュー聞き手・御船紗子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
[PR]
国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長が、イランの核開発の現状や、IAEAによる査察受け入れについて、朝日新聞の取材に答えた。一問一答は以下の通り。IAEAグロッシ事務局長「イラン査察は義務」 国連改革にも意欲【関連】米イランが14項目の覚書、「敗北」したのはどっちか ポイント解説 ――スイスで開かれた米国とイランの協議に同席していましたね。 協議自体には参加していないが、イランとは技術的な会合を行った。他に現地でしたことといえば、署名済みの覚書の条項を読んで、理解することだった。知っての通り、覚書にはイランの核活動(濃縮ウランの希釈処理)はIAEAによって監督されるとある。つまり、我々の査察を受けることを示す具体的な条項が含まれている。 ――イランが査察官を受け入れる現実的な見通しはありますか。 彼ら次第だ。ただ、覚書にはそう書かれている。 核物質や核施設に関して両国の間で合意される活動は、IAEAによって監督されるとあり、監督するには査察が必要だ。我々から何かを押しつけるつもりは一切なく、彼らが合意した通り、査察するための準備を進めている。イランの核施設「かなりの打撃」 ――イランの核開発能力について、どう評価しているでしょうか。 昨年6月の「12日間戦争」や、今年2月からのイラン攻撃により、イランの核開発計画、特に核施設の基本的インフラはかなりの打撃を受けた。核燃料サイクル、つまりウラン転換や濃縮に関わる大規模な施設では、一切活動は行われていない。 他方、南西部にあるブシェール原発は稼働しており、他にも、一部の研究施設で限定的な活動が行われているかもしれない。 ――昨年6月以降、イランはIAEAによる主要な核施設への査察を受け入れていない。IAEAのその後の活動はどうなっていますか。 極めて限定的だ。インタビューのポイント・イランの核不拡散条約(NPT)加盟国としての義務とは・イラン査察に米国が参加する可能性はあるのか・5月のNPT再検討会議の結果への受け止めは・国連事務総長の後任に立候補した自身の強みとは (今月には)ブシェール原発…この記事は有料記事です。残り2615文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
この記事の続きを読むなら今がお得。初回1カ月無料+Visaギフトカードが当たる▶今すぐ登録
この記事を書いた人御船紗子国際報道部専門・関心分野国際関係、サイバー関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする












