東京:火曜日、約50名の政府関係者、企業代表者、学術研究者が東京に集まり、日本とサウジアラビア間の二国間協力の拡大に関する対話に参加した。対話の中心テーマは「サウジ・ビジョン2030」と「リヤド万博2030」であった。本イベントは、現在サウジアラビアとの関わりを拡大している日本のテクノロジー企業「ウフル株式会社」と、プロフェッショナル大学・情報・マネジメント・フォー・イノベーションが共催した。サウジアラビアが経済変革を進める中、官民および学界からの参加者が、日サウジ関係の強化について意見を交わした。経済産業省(METI)中東・アフリカ課の後藤里氏は、日サウジ関係の現状について概説した。 同氏は、「サウジ・ビジョン2030」の枠組みにおける協力が、エネルギー分野にとどまらず、人工知能、デジタル技術、医療、観光、エンターテインメント、インフラなど多岐にわたって多様化していることを詳述した。佐藤氏は、2030年リヤド万博が、日本が技術力、イノベーション、運営ノウハウを提供しつつ、サウジアラビアの経済多角化を支援する重要な機会となると述べた。 さらに、世界博覧会は単なる展示会から、ビジネスマッチング、投資、国際的なパートナーシップのためのプラットフォームへと移行しており、それによって政府機関と民間企業の双方に新たな展望が生まれていると指摘した。2025年大阪・関西万博のサウジアラビア館で協力したウィル・イナガキ氏は、サウジアラビアのパートナーとの業務経験から得た実践的な知見を提示した。同氏は、「ビジョン2030」の下でのサウジアラビアの変革の概要を説明し、紅海沿岸における同国の旗艦スマートシティプロジェクト「NEOM」、リヤド近郊の大規模エンターテインメント・観光開発「キディヤ」、そして「リヤド万博2030」の準備といった主要な取り組みを強調した。同氏は、これらのプロジェクトが、観光、テクノロジー、スポーツ、国際貿易の成長を促進しつつ、石油に依存しない経済の多角化を目指すサウジアラビアの取り組みを体現していると指摘した。稲垣氏は、大阪万博での経験を踏まえ、サウジアラビアとの協力を成功させるには、先入観に頼るのではなく、現地の文化、価値観、ビジネス慣行を理解することが不可欠であると強調した。また、参加者に、こうしたパートナーシップにはオープンな視点で臨むよう促し、自らの常識を関与の唯一の基準として用いるべきではないと助言した。イベントはパネルディスカッションとネットワーキングセッションで締めくくられ、参加者は意見交換を行い、日本とサウジアラビア間の将来的な提携の可能性を探る機会を得た。