2026年6月22日 15時00分高橋俊成印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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JR西日本は22日、500系新幹線の定期運行を2027年1月13日に終えると発表した。JR西が独自に開発し、1997年から運行を開始。当時、世界最速タイだった時速300キロでの営業運転を実現した「技術の結晶」は、登場から30年で歴史に幕を下ろすことになった。 JR西の倉坂昇治社長が、東京都内で開いた記者会見で明らかにした。500系は現在、4編成が山陽新幹線として運行している。老朽化していることから、全編成が廃車にされる予定で、後継車両のN700系に置き換えられる。1月の定期運行終了後は臨時列車として運行し、7月に完全に引退する見込みだ。 500系は97年3月にデビュー。高速走行と騒音低減を両立するため、さまざまな工夫が取り入れられた。先頭車両はカワセミ? 自然界から得た「世界最速」のヒント 先頭車両は、長さ約15メートルある鋭い流線形の「ロングノーズ」が特徴だ。車体は断面積を抑えながら居住空間を確保するため、航空機のように丸みを帯びている。架線から電力を取り込むパンタグラフは、翼のような形をしている。 最新技術を注ぎ込んだ結果、時速300キロでの営業運転を実現。デビュー時、新大阪―博多間をそれまでより15分短い、最速2時間17分で結んだ。その後、東海道新幹線にも乗り入れ、東京―博多間を4時間49分で走り、初めて5時間の壁を破った。 2010年に東海道新幹線の区間から引退。16両から8両編成にしたうえで、山陽新幹線で各駅に止まる「こだま」として運行された。 アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」や人気キャラクター「ハローキティ」を車両にデザインして走ったこともあり、幅広い世代から人気を集めた。ドクターイエローも引退へ 東海道・山陽新幹線で2005年から電気設備や軌道設備の検査と測定を担ってきたJR西日本の「ドクターイエロー」も、27年1月で検測運転を終えることが決まった。今後は主力車両の「N700S」に搭載した機器で、営業走行しながら検測する方法に切り替えるという。 現行のドクターイエローは700系新幹線がベースで、JR西とJR東海が1編成ずつ所有していた。JR東海のドクターイエローは25年1月に運転を終了しており、黄色い新幹線による検測は間もなく見られなくなる。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人高橋俊成大阪社会部|交通・災害担当専門・関心分野鉄道・車・航空機など交通全般、人口減少、裁判関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする











