2026年6月18日 21時30分南宏美印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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がん患者や家族を対象にしたインターネット調査で、情報収集や相談先として「生成AI」と回答した人が約7%いることがわかった。日本対がん協会が調査し、18日発表した。 調査はがん患者や家族による生成AIの利用実態を明らかにするため、3月にインターネットで実施。全国の10~80代の男女約7300人が回答した。 調査では、がんの情報収集や相談で利用したことがあるものを複数回答で尋ねたところ、「生成AI」と答えた患者は6.7%だった。最も多かったのが「医療従事者」の47.1%で、「インターネットサイト」(30.5%)や「周囲の人」(30.2%)、「体験談のブログや動画」(18.5%)、SNS(10.9%)が続いた。患者の家族も同様の傾向だった。 がんに関する情報収集や相談で、生成AIを利用する理由を患者(262人)に尋ねると、「すぐに調べられる、相談できる」が最多で62.2%。約5割の人が「無料で利用できる」や「好きな時に利用できる」「人に聞きにくいことも気軽に質問・相談できる」を挙げた。 対象者をしぼった追加調査で、生成AIに相談する内容は「治療」や「症状・副作用・後遺症」が上位だった。家族も同様の傾向だった。 生成AIの情報が誤っていると感じた経験がある患者も多く、その理由として、「一般論ばかりで的を射ない回答が返ってきた」「情報の根拠・出典が不明だった、古かった」「複数回同じ質問をしたところ、回答内容が一致しなかった」などが挙げられた。 一方、生成AIの利用によって、「病気や治療についての理解が深まった」「受診や相談の際の事前準備がしやすくなった」と答えた人もいた。 調査を担当した日本対がん協会の石田一郎常務理事は「調査をきっかけに生成AIの正しい利用方法、信頼できる情報源や相談先にアクセスする大切さについて理解が進むことを期待している」と話している。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人南宏美くらし科学医療部専門・関心分野医療・健康、地域医療関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする