保育園からの帰り道で娘を背負う男性=2026年6月5日、北海道、男性提供
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男性の日常的な育児参加を後押しする制度は徐々に進み、最新の統計では男性の育児休業の取得率は4割を超え、過去最高を記録する。しかし、プロ野球の監督による暴行事件をきっかけに、2児を育てる北海道の男性(36)は「意識は追いついているだろうか」と疑問に思う。 男性は、小児科や飲食店に子どもといると「いいパパだね」などと声を掛けられることがある。好意と受け止めつつも居心地の悪さを感じる。言葉の裏に「男性の育児は非日常」という、世間の無意識のまなざしを感じるからだ。 5月末、男性はあるニュースに目を留めた。娘に暴行を加えたとして逮捕され(15日付で不起訴処分)、辞任したプロ野球の前監督の復帰を求める署名が13万筆を超えたという。「親子げんか」「しつけ」。記事やネット上の意見に、男性はぬぐい去れない違和感を覚えた。ピンチで現れる理想の父親像、幻想だった 違和感の正体は「事態の矮小…






