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サッカー日本代表のFW上田綺世(フェイエノールト)は今季、オランダリーグ1部で日本人初の得点王となり、エースストライカーとして2度目のワールドカップ(W杯)に臨む。点取り屋としての才能が世の中に広く知られる少し前、法政大のチームメートたちは上田の底知れぬ力を感じ取っていた。 7年前の夏、当時法政大3年だった服部剛大(現・関東1部・東京23FC所属)は、サッカー部員が暮らす寮のロビーで同期の上田の帰りを待っていた。 その年の6月、大学生ながら日本代表に招集された上田は、南米選手権を戦う一員としてブラジルに飛んでいた。3試合に出場したが決定機を逃し、無得点。服部は「さすがに日本中から批判を食らったら落ち込むかな」。少しでも励ませたら、と思っていた。 「おまえ、すげえよ」 帰ってくるなり声をかけた。だが、上田はまったくへこたれていなかった。 「チャレンジできたし、世界との差も感じられたよ」 平然と先を見る仲間の強さに、服部は内心、「大物だ」と驚かされた。 シュートのパンチ力、ジャンプの高さ。ゴール前で決定機を見つけ出す嗅覚(きゅうかく)や、裏に抜けるスピードもある。 上田とともにプレーし、服部は彼のストライカーとしての能力の高さを実感してきた。 中でも際立っていたのが、精…この記事は有料記事です。残り1148文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人藤野隆晃スポーツ部専門・関心分野スポーツ、ジェンダー関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






