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参加型レースの最高峰とされ、「走る実験室」の役割も担う日本発祥の自動車レースがある。市販の量販車をベースにした改造車を走らせる「スーパー耐久シリーズ(S耐)」だ。トヨタ自動車は6年前から走行中に二酸化炭素(CO2)を出さない水素エンジン車を投入し、技術の進化を加速させてきた。ただ、それにとどまらない狙いがあるという。トヨタ、レーシングカートを秋ごろ発売 価格抑えクルマ好き拡大狙う 富士スピードウェイ(静岡県小山町)で6~7日、S耐の24時間レースの決勝があった。トヨタが出したのは、液体水素を燃料に走る「水素エンジンカローラ」。最新の「超電導モーター」を搭載した車でレースに参戦するのは世界初だという。 このモーターは、燃料タンクの液体水素をエンジンに送るための動力として使うもの。タンク外に設置していた従来の電動モーターよりも、タンクの容量を3割超大きくすることができた。途中でタンク交換が必要となるなど技術的課題はあるが、1回の燃料補給で走れる距離を伸ばす効果がある。 実際に走らせると、想定していた32周(1周約4.5キロ)を上回る33周に達した。24時間では過去最長の483周を記録したが、今回の新技術とは別のトラブルが起きて、目標の500周に届かなかった。6年間で増えた仲間、レースで「スピード感アップ」 トヨタのモータースポーツを…