2026年6月12日 13時55分印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする 映画の脇役として多くの作品を彩り、テレビのバラエティー番組でも人気を博した俳優でタレントの中村玉緒(なかむら・たまお、本名奥村玉緒〈おくむら・たまお〉)さんが9日、肺炎で死去した。86歳だった。通夜は16日午後6時、葬儀は17日午前9時30分から、東京都品川区西五反田5の32の20の桐ケ谷斎場。喪主は長女奥村真粧美(まさみ)さん。【アーカイブ】中村玉緒さん「勝新の妻であること、忘れたことない」 父は歌舞伎俳優の二代目中村鴈治郎で、兄は四代目坂田藤十郎の芸能一家に生まれた。夫の勝新太郎、長男の鴈龍も俳優だった。 1939年、京都市生まれ。53年、映画「景子と雪江」に出演し、銀幕デビューを飾る。翌年、大映と専属契約を結び、溝口健二監督の「新・平家物語」、市川崑監督の「炎上」「黒い十人の女」など立て続けに出演した。多くは助演で、市川雷蔵らスター俳優を支える名脇役として鳴らした。 70年代にはテレビドラマに主な活躍の場を移し、90年代になると明石家さんまさんが司会するバラエティー番組「さんまのスーパーからくりTV」などで見せるとぼけたキャラクターが話題を集め、お茶の間の人気者に。以降、様々な番組やCMなどに引っ張りだこになった。 独自の節回しで商品名を歌う「マロニーちゃん」などのCMでも親しまれた。 映画「ぼんち」「大菩薩峠」などでブルーリボン賞助演女優賞、「越前竹人形」で毎日映画コンクール女優助演賞。バラエティー番組で共演した浅田美代子さんの話 「さんまのからくりTV」以来のお付き合いで、その後に明石家さんまさんと3人で海外ロケをする旅番組も長くご一緒させていただきました。玉緒さんも私も海外の史跡に全く興味がなく、2人して「オンエアで見るからいい」と言って中まで入らず、さんまさんからよく「おたくら仕事でっせ」と怒られていたのが印象に残っています。本当に楽しい思い出ばかりです。 「さんまのスーパーからくりTV」が終了してからも頻繁に出演メンバーで集まり、楽しく食事会をしていました。玉緒さんはプライベートではたいへんな苦労をなさってきたのに、本当に明るい人。楽しいことが大好きな人でした。いまでも、あのガハハという笑い声が聞こえてくるようです。 この数年は、会えていなかったことが悔やまれます。会いたかったな……。 大好きなパパさんとやっと一緒にいられますね。どうか安らかに……。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
俳優の中村玉緒さん死去、86歳 映画脇役で彩り、テレビでも人気:朝日新聞
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