2026年6月12日 11時30分河村能宏印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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ギタリストの高中正義さんと歌手のANRIさんが出演するコンサートが11日夜、東京・江東区のSGCホール有明で開かれた。13日に授賞式が行われる国内最大規模の国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN(MAJ)」(朝日新聞社など協賛)の関連企画。2人はそれぞれ海外での日本のシティポップ人気を背景に、今春の海外公演で成功を収めていた。この日も前後半に分かれて、海外でも人気の曲を次々と披露し、会場を沸かせた。 高中さんは3月から4月にかけ、ロンドンやニューヨークなど計8都市を巡るワールドツアーを開催し、4万5千人を動員。ANRIさんもニューヨークでの単独公演などが盛況だった。この日、ANRIさんは「CAT'S EYE」「悲しみがとまらない」などを熱唱。赤いスーツに身を包んで登場した高中さんは「THUNDER STORM」「BLUE LAGOON」などを披露し、メロディアスで伸びやかなギターの音色を響かせた。高中さんは今夏にもロンドンで演奏する機会があることを明かし、「僕たちはまだ夢が終わってなくて、楽しいロンドンに行ってきます」などと話していた。 音楽ライターの金澤寿和氏によると、2010年代後半からの定額制音楽配信(サブスクリプション)やSNSの普及を背景に、1970~80年代の日本の音楽「シティポップ」が海外の若い世代でブームとなり、2人についても80年代前後の作品を中心に支持を集めていたという。金澤氏は「洗練されたグルーヴ感やアンサンブル、親しみやすいメロディーが、海外の20~30代の若者にはビンテージ感を感じさせつつ、全く新しいものとして新鮮に響いている」と分析する。 そうしたブームがコロナ禍を経て、ネット空間だけでなく、現地で大規模な公演が開けるほどの人気に成長したと指摘。金澤氏は「高中さんもそうだが、海外のインフルエンサーなどが魅力を発信するなどして魅力を拡散すれば、今後も別のミュージシャンで同じような人気が生まれることは考えられる」と指摘している。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする