インタビューに応じるオランダのヒルス・ベスホー・プルッフ大使=2026年6月3日午前11時34分、東京都港区のオランダ大使館、上田幸一撮影 天皇、皇后両陛下が6月13~26日の日程で、欧州のオランダ、ベルギーを国賓として公式訪問する。両国の駐日大使が取材に応じ、これまでの日本との関係や、王室との交流、訪問への期待などを語った。オランダのヒルス・ベスホー・プルッフ大使――両陛下の今回の訪問は、両国にとってどのような機会になると期待していますか。 「日本とオランダの関係は、1600年にオランダの商船デ・リーフデ号が現在の大分県に漂着したことから始まり、426年にわたり続いています。日本が鎖国政策をとっていた江戸時代には、西洋ではオランダが唯一の交易相手だったこともあります。オランダと日本は共に、豊かな先進国として、世界全体が直面している課題に対処し、より豊かな世界を構築する責任を負っていると考えます」 「また、オランダ王室と日本の皇室の方々は、定期的に電話をかけ合うなど親しい関係でもあります。両陛下によるオランダ訪問は、こうした互いの関係性を再確認する絶好のチャンスとなるのではないかと思います」大戦時の侵攻、「オランダ人に深い傷」――友好の歴史の一方で、第2…