第76回全国植樹祭式典で、おことばを述べる天皇陛下と皇后雅子さま=2026年5月17日午後2時19分、松山市、大山貴世撮影 天皇陛下は11日、13日からのオランダ、ベルギーへの公式訪問を前に皇居・宮殿で記者会見に臨んだ。衆参両院の正副議長のもとで取りまとめられた皇族数の確保策について問われ、「国民の皆さんの理解が得られるものとなることを望んでおります」と述べた。 天皇陛下はまず、「制度に関わる事柄については私から言及することは控えたい」と述べた。その上で、皇室のあり方や活動の基本は「国民と苦楽を共にすること」だとし、「皇族数の確保のあり方についての議論においても国民の皆さんの理解が得られるものとなることを望んでおります」と述べた。 衆参両院の正副議長は10日、皇族数の確保のため、女性皇族が結婚後も皇族の身分を保つ案と、旧11宮家の男系男子を養子として皇族に迎える案を「いずれも了」とする「立法府の総意」をまとめた。政府は、総意を踏まえて皇室典範改正案などを策定し、今国会での成立をめざす。