道路から転落し、大破した大型バス=2016年1月15日午前8時10分、長野県軽井沢町、堀英治撮影

[PR]

長野県軽井沢町で10年前に15人が死亡し、26人が重軽傷を負ったバス転落事故をめぐり、業務上過失致死傷罪に問われたバス運行会社元社長の高橋美作被告(64)が、期限内に上告せず、禁錮3年の実刑判決が確定した。一方、禁錮4年の実刑判決を受けた元運行管理者・荒井強被告(57)は1日付で最高裁に上告した。息子の遺体の隣で布団敷いて寝た父 バス事故10年、果たしたい義務 事故は2016年1月15日未明に国道18号で起きた。カーブが連続する急な下り坂で、スキーツアー客の大学生らを乗せたバスがギアチェンジやブレーキ操作に失敗し、時速96キロまで加速。カーブを曲がりきれず崖下に転落した。運転手(当時65)も死亡した。 被告2人は「事故は予見できなかった」などと無罪を訴えたが、5月22日の東京高裁判決は、2人が運転手の技量を確認せずに運転をさせたために事故が起きたと判断。2人を有罪とした長野地裁判決を支持した。