深掘り2026年5月22日 20時20分塩原賢印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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突然の事故で我が子を失ってから、10年以上を経てからの判決だった。2016年1月15日未明、軽井沢町で乗客の大学生13人と乗員2人が死亡し、26人が重軽傷を負ったスキーツアーバス転落事故の控訴審判決が22日、東京高裁で言い渡された。無罪を主張したバス運行会社の社長高橋美作被告(64)ら2被告の訴えを退け、実刑判決とした一審判決を支持した。遺族らは「最高裁への上告はやめてほしい」と訴えた。19歳の息子は戻らない、それでも法廷へ 軽井沢バス事故から10年 判決後、大学生の子どもを亡くした遺族3人が会見に臨んだ。 大学1年だった陸人さん(当時19)の父親、大谷慶彦さん(61)は「この10年は非常に長かった。上告して、これ以上遺族を苦しめるようなことはしないでほしい。裁判が終わっても、我々の交通安全のための活動は続く」と話した。 大学1年だった衣里さん(当時19)の父親の池田彰さん(61)は「判決は、事故が起こるかもしれないという可能性を運行会社は考えなくてはいけないということ。そういう認識が社会に浸透してほしい」と述べた。 遺族会「1.15サクラソウの会」はこの10年、二度と悲惨な事故を繰り返さないという目的で活動を続けてきた。会の代表で、大学2年だった寛さん(当時19)の父親、田原義則さん(60)は「この10年の我々の思いや取り組みが間違っていなかったと再認識した」と話した。 一方で、福島県郡山市で高校生らが乗ったバスが今月6日に事故を起こし、高校生1人が亡くなった。田原さんは「今日の判決や、10年前の事故の教訓が広く伝わって、安全確認してから運行するようになってほしい」と訴えた。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする







