2026年6月8日 19時08分篠健一郎印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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米国のAI(人工知能)開発企業アンソロピックは、AIの影響に対処する時間を確保するため、開発の減速や一時停止が有益だとする提言を公表した。最先端のAI「クロード・ミュトス」を生み出し、開発競争の先頭を走る企業が、自らAIのリスクに警鐘を鳴らした形だ。危険すぎるAIミュトスをデータで解説 実践面で強さ、開発者も驚き ミュトスは、自律的にシステムの脆弱(ぜいじゃく)性を見つける能力が高いことで注目を集めている。 アンソロピックは公表したブログで、AIがこのまま自律的にシステムを設計・開発できるようになると、「人間がAIシステムの制御を失うリスクを高める可能性がある」と指摘。AIを人間の価値観や倫理に合わせる研究や社会構造が技術の進歩に追いつく時間を稼ぐため、「最先端のAI開発を減速または一時停止する選択肢」が有効との見解を述べた。 その実現には、国際協調により主要な研究機関が足並みをそろえることや、各機関が実際に開発を止めたかを検証できることが必要だと訴えた。 核兵器の軍縮条約の例を引き合いに「不可能ではない」とする一方で、体制と信頼づくりに何十年もかけている「時間の余裕はない」とも指摘。数カ月以内に、政策立案者や研究者、他のAI企業などと議論する場を設け、その成果を公表する方針を明らかにした。AI軍事利用にアンソロピックが抱く危機感 米国防総省と激しく対立有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人篠健一郎経済部|専任記者専門・関心分野デジタルプラットフォーマー、AI、データ分析関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
















