ストーリー巨人・田中将大が古巣の楽天戦先発へ 「いろんな感情」を胸に秘めて笠井正基印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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2024年オフに東北楽天イーグルスを退団してから初めて、巨人の田中将大が古巣相手に先発する見通しとなった。 11日の楽天第3戦(仙台)の先発が予想される。 8日、川崎市の読売ジャイアンツ球場で練習を終えた後、思いを口にした。 「思い出? そりゃ、いっぱいありますよ」 言葉を選びながら、こう続けた。 「去年、僕は交流戦、1試合も登板がなかったんで。仙台で(楽天)イーグルス戦が今年ある、というのはシーズン始まった時から頭にありました。タイミングが合えば、やっぱ投げてみたいな、というふうに思っていたので」 37歳の右腕にとって、楽天は北海道・駒大苫小牧高から06年秋の高校生ドラフト1巡目で入団した原点の球団だ。 野村克也、星野仙一両監督(ともに故人)らのもとで日本を代表するエースに成長し、13年にはリーグ戦で無傷の24連勝を飾り、球団初のリーグ優勝と日本一の立役者となった。 栄光も歓喜も味わった。 だからこそ、20年オフ、大リーグ・ヤンキースから移籍する際に真っ先に選んだのも古巣だった。 楽天との初対決への思いを問われると、「もちろん、いろんな感情は当然ある。いつも通り(試合に)入れるように、いろいろ準備していく」。 言葉は淡々としていても、退団時のしこりが完全に消えていないのもまた事実、といえる。 田中将大は感情を力に変えて、野球人生を歩んできた。田中将大、まだ36歳 孤独、屈辱に向き合った1年で積み重ねたもの 24年は、前年の右ひじクリーニング手術の影響もあって、登板1試合にとどまり、プロ初の未勝利に終わった。 そのシーズンオフ、行き先のめどが立っていない状況で楽天からの退団を表明した。 報道陣の前で見せた硬い表情が、忘れられない。 球団は残した成績から、ビジ…この記事は有料記事です。残り650文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人笠井正基スポーツ部専門・関心分野野球、スキー競技関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする