2026年6月1日 6時00分(2026年6月6日 10時08分更新)有料記事塚本和人印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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ユネスコの世界遺産に「飛鳥・藤原の宮都」が登録される見通しとなりました。事前審査する諮問機関が「登録」を勧告。7月19日から韓国・釜山で開かれる世界遺産委員会で最終的に決まります。 奈良県の明日香村、橿原市、桜井市に残る宮殿跡や寺院跡、墳墓など、19の構成資産すべてを写真つきで紹介します。【動画で紹介】世界遺産へ「飛鳥・藤原」どんなところ? 「見えない」を歩く飛鳥宮跡 7世紀の歴代天皇が4時期にわたって造営した宮殿跡。公的な政治空間と私的な居住空間が一体化した宮殿。大化改新につながる645年のクーデターで中大兄皇子(なかのおおえのみこ)(のちの天智(てんじ)天皇)と中臣鎌足(なかとみのかまたり)が蘇我入鹿(そがのいるか)を打ち取るなど、飛鳥時代の政治史の舞台となった。飛鳥京跡苑池 飛鳥宮跡の北西に隣接する国内最古の宮廷庭園跡。7世紀中ごろの斉明天皇の時代につくられ、天武・持統天皇の時代まで宮殿付属の庭園として使われた。南池と北池から構成され、南池には噴水施設や中島が築かれ、島の周囲には舞台もつくられた。北池は石敷きの流水施設がみつかり、古墳時代から続く「水のまつり」の宮廷儀式が行われた可能性がある。飛鳥水落遺跡 660年に中大兄皇子がつくったとされる、「漏刻(ろうこく)」と呼ばれた国内最古の水時計施設跡。全面石張りの頑丈な基壇がみつかり、漆塗りの木箱を階段状に設置し、上段から水を流すことで時間を計測したとみられる。酒船石(さかふねいし)遺跡 飛鳥宮跡北東の丘陵上にある謎の石造物「酒船石」と、丘陵の裾でみつかった亀形石造物など地下の湧き水を導く施設から構成される。7世紀中ごろの斉明天皇の時代につくられた国家祭祀(さいし)が行われた遺跡とされる。記事後半に「飛鳥・藤原」を空から撮影した動画もあります。藤原宮跡 694年に持統天皇が飛鳥浄…この記事は有料記事です。残り2018文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人塚本和人橿原支局長|寺社・文化財専門・関心分野歴史、考古学、外交、国際関係関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする