インタビューゲイ公表のプロデューサー 内側から作った「ぼくたちん家」の真意比嘉太一印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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2025年10~12月に日本テレビ系列で放送された連続ドラマ「ぼくたちん家」。ゲイのカップルと中学生の同居生活を軸に、当事者が直面する差別や偏見、パートナーシップ制度と法的な結婚制度との間にある壁などを描き反響を呼んだ。 この作品に企画段階から携わったのは、自身もゲイであると公表する、日本テレビのインクルーシブプロデューサー・白川大介さん(45)だ。エンターテインメント作品を通して当事者の「リアル」を社会に届ける意義や、コンテンツ作りの現在地について聞いた。【特集ページはこちら】ジェンダーを考える Think Gender「インクルーシブプロデューサー」とは何者――「インクルーシブプロデューサー」の役割を教えてください。 これまでLGBTQの登場人物が出てくるドラマなどの作品では、当事者や専門家が「監修」として、外部から助言するのが一般的でした。 今回は制作陣の一員であるプロデューサーとして、企画書の段階から深く関わっています。 具体的には、プロットから台本作り、撮影現場での芝居や演出の確認、編集、そして番組PRにどのシーンを使うのかに至るまで、制作プロセス全体に伴走します。――監修とは違う役割なんですね。 通常の監修者との違いは、テレビ局の社員として、企画から放送、宣伝に関わる全てのプロセスに内側から関われることです。 私自身、ゲイであることをカミングアウトしており、これまでも社内で作る番組などで、表現の相談を受けてきました。その延長線上で、自然な流れで、この役割を担うことになりました。見た目でなく心の動きを「リアル」に描いた作品だった ――制作プロセス全体に関わる中で、「当事者のリアル」を作品に、どう反映させたのでしょうか。 世間がイメージする「典型的なゲイ」の見た目に寄せることよりも、「この状況なら当事者はこう感じるはずだ」という「気持ちの動き」のリアルさを大切にしました。 また、私自身の日常の体験も…この記事は有料記事です。残り1996文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人比嘉太一東京社会部|ジェンダー/メディア専門・関心分野事件・事故、沖縄、働き方、外食業界、調査報道関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする