2018年に静岡芸術劇場で上演された「オセロー」©SPAC photo by K.Miura

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7日にイタリアで開幕する「ベネチア・ビエンナーレ」演劇部門で、静岡県舞台芸術センター(SPAC)の「夢幻能『オセロー』」がオープニング作品として上演される。SPACによると、第54回を迎える演劇部門に日本の劇団が参加するのは初めて。演出した宮城聰・芸術総監督は「オセローの舞台であるベネチアでの上演に、奉納する気持ちで臨みたい」と話す。 「オセロー」はシェークスピアの四大悲劇の一つ。宮城総監督は、霊的な存在が土地にまつわる物語や身の上を旅人に語り舞う「夢幻能」の劇形式を借りて演出した。 ベネチアの軍人オセローに殺された妻デスデモーナの亡霊が旅の僧侶の前に現れ、自分の最期を語る。宮城演出の代名詞である「二人一役」の手法で、俳優陣がパーカッションを奏でる「鎮魂のための祝祭劇」だ。2005年に東京国立博物館で初演され、06年にインド・ニューデリー、18年に米ニューヨークのジャパン・ソサエティーと静岡芸術劇場で上演された。 ビエンナーレ演劇部門の芸術…