米下院、対イラン軍事作戦撤退決議 議会初 長引く戦闘に強まる反発2026年6月4日 9時35分(2026年6月4日 20時26分更新)有料記事ワシントン=青山直篤印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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イランへの軍事行動をめぐり、米国の下院は3日、米軍を撤退させるよう求める決議案を可決した。2月末のイランへの先制攻撃以降、トランプ大統領に歯止めをかけることができなかった議会が初めて、軍事行動を抑える意思を示した。最終的にはトランプ氏に拒否権があることなどから実効性は乏しいが、長引く戦闘に米国内の反発が強まっていることの表れだ。 決議案の投票では、トランプ氏の共和党からも造反があり、4人が賛成票を投じた。共和党優位の下院で、215対208の票数で可決され、トランプ政権には一定の打撃となった。イスラエルとレバノン、停戦の履行で合意 米国務省は3日、米国が仲介するイスラエルとレバノンの高官級協議で、親イラン武装組織ヒズボラの軍事行動の停止を条件に、停戦を履行することで合意したと発表した。イスラエルとレバノンは4月中旬に停戦に合意したが、イスラエル軍とヒズボラの戦闘が続いており、米イランの戦闘終結に向けた協議の障害になっている。 だが、イスラエル軍は合意後の4日もレバノン南部での戦闘は継続しているとし、「南へ向かう者は命の危険にさらされる」と警告した。レバノン国営通信は4日、南部ティールでイスラエル軍の空爆があったと報じた。 ロイター通信によると、イスラエルのカッツ国防相は4日、軍が当面レバノン南部で作戦を継続し、撤退しないと述べた。国境を接するイスラエル北部の住民の安全を守るためと主張している。 トランプ氏は3日、記者団に「(レバノンでの戦闘とイランとの協議を)切り離したい」と語った。だが、イランのアラグチ外相は、レバノンの衛星放送局アルマヤディーンに「戦争はイランとレバノンの両方で終結するか、両方とも終結しないかのどちらかだ」と述べた。■トランプ氏が示した「停戦」…この記事は有料記事です。残り843文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人青山直篤アメリカ総局員専門・関心分野米国、国際政治・経済、日米関係、近代史関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする