2026年6月4日 8時33分(2026年6月4日 13時59分更新)荒川公治印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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福島市の住宅地で男女4人を相次いで襲ったクマが、丸一日以上とどまっていた工場内から抜け出した。周囲を囲まれ、緊急銃猟の態勢が敷かれるなか、3日午後10時45分ごろにクマが窓の鍵を自ら外して、逃げ出したとみられる。 市によると、仕掛けたワナにおびき出す環境をつくろうと、クマが入り込んだ部屋の照明を落としたところで、逃げられたという。交通規制をしていた警官が午後10時50分ごろ、工場の西門を越えるクマを目撃。午後11時前には近くでクマの目撃情報もあった。夜勤明けの男性に飛びかかったクマ 福島で4人襲い、記者の目の前に 一帯はJR福島駅から西へ約3キロの住宅地。市と福島県警は4日も引き続き、住民に注意を呼びかけたうえで、クマが市内にいるとみて捜索している。県も大規模パトロールの応援に入った。近くの小中学校は4日、臨時休校となり、オンライン授業を行うという。クマが蛇口をひねって水を飲む姿も 市がクマのいた部屋を4日に調べた際、麻酔薬が残った状態の投薬器を見つけた。2日に麻酔銃をつかったが、器具の不備や、クマが振り払った可能性があるという。また、監視していた職員が、クマが水道の蛇口をひねって水を飲んでいるところも見たという。 県警などによると、このクマは2日朝、福島市笹木野で20~80代の男女4人を次々と襲って、けがを負わせた。その後、板金などを製造するOKIシンフォテック工場の建物内に入った。 ハンターを含む福島市の対策チームらは、緊急銃猟の許可が出たことを受け、2日午後に麻酔銃をクマに命中させたが、そのときは効果がなかった。蜂蜜やリンゴを中に置いたワナも複数仕掛けた。クマが入った部屋はフォークリフトなどでドアが開かないようにして、クマとのにらみ合いが続いていた。市の担当者は「凶暴だし、警戒心が強い」と話していた。 福島市の馬場雄基市長は4日、クマが工場から移動したことにともない、現地での緊急銃猟による対応を解除したと、市ホームページで明らかにした。福島で4人襲ったクマ、いまだ工場内に 丸一日経過…ワナは不発か有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする