飛鳥宮跡=2026年5月19日、奈良県明日香村、佐藤慈子撮影

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世界遺産登録に向けて政府がユネスコ(国連教育科学文化機関)に推薦した「飛鳥・藤原の宮都」(奈良県)について、近くユネスコの諮問機関による勧告が出る。登録を目指す中で、諮問機関がどのような勧告を出すか注目される。世界遺産めざす「飛鳥・藤原の宮都」全19構成資産を写真つきで紹介世界遺産のイコモス勧告とは 「登録」「情報照会」なら正式登録に道 世界遺産の登録の可否を審議する2026年の世界遺産委員会は、7月19日から韓国・釜山で開かれる。委員会開会の6週間前をめどに、諮問機関「国際記念物遺跡会議(イコモス)」の勧告が通知される見込みだ。勧告は「登録」「情報照会」「登録延期」「不登録」の4段階。勧告が「登録」であれば、世界遺産委員会で正式に登録されることがほぼ確実とみられている。どのような勧告が出るか、文化庁関係者は「ふたを開けてみないとわからない状況だ」と話す。 「飛鳥・藤原の宮都」は6世紀末~8世紀初めに都が置かれた古代国家の遺跡群。「宮都」は天皇の宮殿とその周辺を意味する。奈良県明日香村、橿原市、桜井市に点在する宮殿跡、役所跡、仏教寺院跡、墳墓など19資産で構成される。「飛鳥美人」と呼ばれる壁画で知られる高松塚古墳や、「青龍」など四方の守り神の四神が描かれたキトラ古墳も含まれる。地上に立つ寺社建築を中心とする京都や奈良の世界遺産とは異なり、多くは地下遺構だ。 飛鳥・藤原に都が置かれた時…