深掘りイスタンブール=根本晃 エルサレム=遠藤雄司印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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イスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)が、2月末からのイランをめぐる問題を機に距離を縮めている。イスラエルはアラブ諸国との関係強化を図っており、UAEは対イラン抑止力の強化を迫られている。そんな双方の思惑が一致した形だ。専門家は、ペルシャ湾岸地域が不安定になる可能性を指摘する。イスラエルがUAEにアイアンドーム配備 イランからのミサイル迎撃 「イスラエルとUAEの関係において歴史的な突破口になった」 イスラエル首相府は5月13日、イランとの戦闘が続いていた時期にネタニヤフ首相がUAEを極秘訪問し、ムハンマド大統領と会談したと発表し、こう表現した。 米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、イスラエルの情報機関モサドの長官もUAEを2回は訪れたという。成果誇示、ネタニヤフ氏の思惑も UAEはネタニヤフ氏の訪問を否定したため、イスラエルの発表はUAEの了承を得ていなかった可能性がある。それでもイスラエル側が発表したのは、年内に選挙を控えるネタニヤフ氏が功績をアピールする狙いだったと指摘されている。 中東政治に詳しいヘブライ大学のエリ・ポデ教授は、「(パレスチナ自治区ヨルダン川西岸など)占領地での政策により、ネタニヤフ氏はアラブ諸国では広く認められておらず、だからこそUAEでは高く評価されていることを誇示したかったのだろう」とする。 また、米国のハッカビー駐イスラエル大使は12日、米国・イスラエルとイランの戦闘が2月末に始まった後に、イスラエルが自国のミサイル防衛システム「アイアンドーム」と運用部隊をUAEに送ったと発言した。 イスラエルがアイアンドームを他国に供与するのは初めてとされ、ネタニヤフ氏らの訪問を通して調整が進んでいたとみられる。 イスラエルがUAEに接近す…この記事は有料記事です。残り1046文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人根本晃イスタンブール支局長|中東・欧州担当専門・関心分野国際政治、トルコ、ガザ、ウクライナ、語学遠藤雄司エルサレム支局長専門・関心分野中東情勢、アフリカ情勢、紛争、災害、事件関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする










