サイバーセキュリティー対策の会合で、金子恭之国土交通相は重要インフラの業界団体に向けて、「経営トップのリーダーシップの下、必要な人材や予算の確保を含むサイバーセキュリティー対策を進めていただきたい」と呼びかけた=2026年5月28日午後3時18分、東京都千代田区、小川聡仁撮影

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「クロード・ミュトス」をはじめとする高性能な新型AI(人工知能)がサイバー攻撃などで悪用される懸念が広がる中、国土交通省は28日、サイバーセキュリティー対策の会合を開いた。政府が重要インフラとして指定する航空、鉄道、水道、港湾などの業界団体が集まり、金子恭之国交相が対策強化を呼びかけた。 会合には、定期航空協会や日本水道協会、日本港運協会など6団体が参加。金子国交相は経営層が必要な予算や人材の確保を主導し、対策を確実に実施することなどを求めた。国交省が事業者向けの相談窓口を新設することも明かし、「事業者の取り組みをしっかりと支援する」と話した。 ミュトスは米国の新興企業アンソロピックが開発した新型AIで、システムの弱点を見つける能力が非常に高いとされる。悪用されれば、最悪の場合、飛行機の運航に影響が出たり、水道の供給が止まったりする可能性がある、と国交省はみている。 会合は、18日の政府の関係省庁会議で示された対策パッケージを踏まえ、開かれた。