現場から米西部の日本製紙子会社工場薬品タンク破裂、州史上最悪の産業事故か奈良部健=ロングビュー 伊沢友之印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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米国西部ワシントン州ロングビューにある日本製紙の子会社「日本ダイナウェーブ・パッケージング」の工場で薬品タンクが破裂した事故で、ファーガソン州知事は27日、「州史上で最悪の産業事故となるだろう」と現場での記者会見で述べ、約50人の州兵を派遣したことを明らかにした。工場からは汚染物質が河川に流出したこともわかった。製紙産業で栄えてきた街への影響は、計り知れない。行方不明者9人の捜索急ぐ 地元の消防は、これまでに2人が死亡、9人が行方不明と発表。行方不明者の生存の見込みは極めて低いとみて、捜索を急いでいるという。ほかに少なくとも8人が負傷して入院した。 工場では、紙をつくる工程で使う「白液」とよばれる薬品を保管するタンクが破裂。白液は強いアルカリ性で触れるとやけどをするが、消防によると、工場から近くのコロンビア川に流出した。川への汚染物質流出 会社側は発生直後と2~3時間後の2度、工場から川につながる排水口で高濃度の汚染を確認したといい、今後、中和作業が必要になると説明。州政府は「飲料水への影響や大気汚染の被害は確認されていない」としている。 ただファーガソン氏は「排水口から12匹のコイの死体が見つかった」と述べ、20人の州兵は除染支援にあたることも明らかにした。 工場のあるロングビューは…この記事は有料記事です。残り858文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人奈良部健サンフランシスコ支局長専門・関心分野テック、インド、財政と政治、移民難民、経済安保関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする