速報中2026年5月26日 6時00分(2026年5月26日 10時47分更新)印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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芝居町として知られる大阪・道頓堀で、上方の歌舞伎文化を支えてきた大阪松竹座が、26日の公演をもって103年の歴史に幕を下ろします。歌舞伎だけでなく、松竹新喜劇やOSK日本歌劇団、アイドル主演の舞台など、さまざまな公演で人々の心を豊かにしてきました。そんな大阪松竹座の最後の1日を詳報します。10:30支配人「感無量」 開場時間となり、松竹座の前にずらりと並んだお客さんたちが建物の中に続々と入っていった。 お出迎えをしていた秀邦彦支配人は「感無量です。今日1日無事に終えられることを願っています」。大阪松竹座が閉館、新劇場の行方は 支配人「模索しているのが現状」10:10昼の部「満員御礼」の看板 大阪松竹座の正面入口の脇に「本日 昼の部 満員御禮」と書かれた看板が出された。 東京都世田谷区から母親とやって来た20代女性は、元・旧ジャニーズの滝沢秀明さんが手掛けた「滝沢歌舞伎」がきっかけで、本来の歌舞伎にハマったという。「古き良き型もありつつ、新しい演出を取り入れていくところがエンタメとして素晴らしい」と歌舞伎の魅力を語る。 「旧ジャニーズや歌舞伎の公演で何回も来た松竹座がなくなるのは本当にさみしい。絶対に見納めたいと思って今日は来ました。松竹座は建物が美しくて、何よりも舞台とお客さんとの距離が近いところが一番好きです」9:45正面玄関の柱には「大千穐楽」 最後の日を迎えた大阪松竹座。正面玄関の柱には「大千穐楽」と書かれた囲いが設置された。開演まで1時間以上あるが、松竹座の前には少しずつ人が集まり始めている。 スマートフォンで外観を記念撮影していた60代夫婦は、最初で最後の松竹座での観劇のため、高松市から泊りがけで訪れた。妻は「香川にも『こんぴら歌舞伎』があって歌舞伎にはなじみがあり、詳しくないけど好きなんです。片岡愛之助さんのファンなので楽しみにしています。中に入るのは初めてですが、大阪に来るときはいつも前を通っていたので、見慣れた風景がなくなるのはさみしいですね」と話していた。片岡仁左衛門、大阪松竹座の閉館「非常にさみしい」 感謝込めた公演これまでの歴史は 建物の老朽化が理由で、閉館後は解体される予定だが、劇場の再建など、今後については不透明な状況だ。 大阪松竹座は1923(大正12)年、大阪初の本格的な洋式劇場として開業した。戦後は洋画の封切館として再出発。97年には演劇専用の劇場に生まれ変わった。ネオルネサンス様式の特徴的な正面外観は「道頓堀の凱旋門」の愛称で親しまれてきた。 松竹は2025年8月、設備の老朽化を理由に閉館を発表。今後、建物を解体する一方で、道頓堀で「新たな文化芸能の発信拠点の実現」に向けて取り組むとしている。 道頓堀での劇場存続を求める署名活動に取り組む「関西・歌舞伎を愛する会」の川島靖男代表世話人は、「一日でも早く新しい劇場を作っていただき、大阪で歌舞伎のファンを増やしていきたい」と話している。【なぜ閉館か】建て替え時の会長が語っていた「無謀」とは有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






