大月規義印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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国の重要無形民俗文化財に指定されている相馬野馬追は24日、本祭りが行われた。福島県の浜通り地方北部「旧相馬藩」の騎馬武者計約390騎が早朝に南相馬市原町区に勢ぞろいし、雲雀ケ原祭場地に向かって「進軍」した。 祭場地での甲冑(かっちゅう)競馬は5~7頭立てで7レースが行われた。空高く打ち上げて舞い降りてくる「御神旗」を馬上の侍が奪い合う神旗争奪戦は、16回に分け計31本の旗が提供された。 相馬野馬追執行委員会の速報では、沿道には4万2千人、祭場地には4万人の観客が訪れた。大熊町の石田さん、16年ぶりに出陣 旧相馬藩の南端、福島県大熊町(旧標葉郷(しねはごう))から相馬野馬追に出た石田宗大さん(24)は、小学3年だった2010年に初陣を飾って以来の出場となった。 「野馬追をきっかけに馬は人の感情を理解するというのを幼い頃に知り、馬好きになりました。野馬追には毎年出たかったのですが、16年ぶりにかないました」 武士だった先祖のよろいを全面リニューアルして身にまとい、24日、南相馬市の雲雀ケ原祭場地へ出陣する行列に加わった。 前回出場時のよろいは「借り物」だった。母のますみさん(51)は「翌年は家にあったよろいを仕立て直して出場させようと思っていたら、震災が起きたのです」と振り返る。東京電力福島第一原発事故で、家族と会津若松市などに避難した。 馬とともに野球も好きで、大学までは野球部で白球を追いかけた。しかし、3年のときに腰のけがで野球に専念できなくなり、馬への関心が高まった。 同じころ、大熊町の復興イベントに参加した。他県出身の大学生が「大熊のために働きたい」と話しているのを聞いた。 「それまで帰還しようなんて…この記事は有料記事です。残り384文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする