2026年5月24日 9時30分佐藤善一印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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クマは、周囲の音にびんかんで、とおくのにおいがわかる。走る速さは時速40キロ以上! はなれた所でみかけたときは、岩や木などの後ろにまわりこむ――。 各地でクマの出没や人身被害が増える中、クマの生態や、遭遇してしまったときの対策をかわいいイラストでまとめた手ぬぐいが好評だ。子どもにもわかるやさしい言葉で、必要な知識を伝えている。 岩手県滝沢市の広告デザイン会社クワンが手がける、「防災拭(ぬぐ)い」の「クマ対策編」。クマの生態に詳しい岩手大の山内貴義准教授の監修を受け、昨年につくった。 2005年、非常時の持ち出し品をまとめた「防災グッズ編」、地震のときにとるべき行動や初期消火の方法などをまとめた「地震編」を発売。その後も、「台風編」「豪雨編」「新型コロナウイルス編」などをつくり、累計販売枚数は30万枚を超えた。 「クマ対策編」は、山間部の小学校長から要望を受けたことがきっかけだった。登下校、散歩、農作業など、さまざまな生活の場面を想定しながら、子どもから大人まで理解できるよう、苦労しながら情報を整理した。 4月下旬には、雫石町の児童614人全員に配られた。クマの出没が各地で相次いでおり、町内の盛岡セイコー工業と東北紙器が「家族で活用してほしい」と願って贈ったという。 クワンの小野公司さんは「クマへの恐怖をあおるのではなく、正しい知識で命を守ることを大切に製作を進めた。子どもに伝わりやすい表現に落とし込むことが難しかった」と話した。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする







