「顔パス」改札機、大手私鉄で初導入へ 顔認証にかける東武の戦略重政紀元印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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改札を「顔パス」で通り抜けられる新しい改札機を、東武鉄道が5月27日から導入する。これまでのようにICカードをかざす手間はなくなり、顔認証する。改札機に読み取り用のカメラがついているが、普通の歩くスピードなら立ち止まる必要もない。ウォークスルー型と呼ばれる改札機で、東武によると、大手私鉄では初めて採りいれるという。【動画】東武鉄道が東武宇都宮駅で27日から導入予定のウォークスルー型の顔認証改札の通過試験=同社提供 東武宇都宮線の東武宇都宮駅に1台設置する。これまでの改札機でいえば、交通系ICカードの読み取り機能があるあたりの位置に2台のカメラがあり、利用者の顔を瞬時に読み取って照合する。 東武は2025年11月、宇都宮線の12駅で、改札前に設置したタブレットのカメラで顔を読み取って入出場できるシステムを導入。ただ、カメラの前で一度立ち止まる必要があり、スムーズさに課題があった。 利用できるのは、宇都宮線沿線内の定期券を持っていて、顔写真や定期券情報を事前登録した18歳以上の人。同社は「早足だと顔を読み取れないといった課題はあるが、お客さまの利便性についての効果を分析し、改良した上で設置駅を広げていきたい」としている。 顔認証の改札は、大阪・関西万博で本格導入した大阪メトロなどで増えてきている。ただ、カメラの前で立ち止まる必要があるほか、今ある改札のスペースに収まらない大型ゲートが必要になるなどの課題があった。 東武と同様の「ウォークスルー型」の顔認証改札は、JR西日本が3月から大阪駅と新大阪駅で実証実験をしている。飲食店の決済やホテルのチェックインにも 東武が導入に力を入れるのは、ビジネスチャンスにつながるという狙いからだ。 東武の顔認証システムは、日…この記事は有料記事です。残り307文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする