インタビューなぜ習近平氏はトランプ氏に日本批判を言わなかったのか 識者の見方聞き手・牧野愛博印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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トランプ米大統領が13~15日に北京を訪れ、中国の習近平(シーチンピン)国家主席と会談しました。両首脳はどんな思惑で会談し、どんな成果を得たのか。東京大学大学院の李昊准教授は「双方の親密な関係の演出が目立った」とする一方、「日本の希薄な存在感に衝撃を受けた」と語ります。日本批判続ける中国は国際的に孤立?海外の報道は? 識者の見方 ――米中両首脳の親密な関係の演出をどうみましたか。 「非常に成功した会談だった」と見せたい両者の思惑通りの演出でした。中国外交は伝統的に、取引による実利の獲得よりも、全体の雰囲気を重視する傾向があります。「良好な米中関係」という空気感を演出したかったのだと思います。中国共産党や中国政府の中枢部が所在する中南海にトランプ氏を案内した際のやり取りが象徴的です。 当初から、今回の首脳会談で具体的な成果を得ることは難しいという観測が流れていました。中国側は「何より仲良くしている姿を見せることが最優先」と考えたのでしょう。習氏が、超大国の米指導者と並び立つ、対等な姿も見せたかったのだとも思います。(日米首脳会談に際して)トランプ氏の横で小躍りしたり、ハグをしたりした高市早苗首相の姿とは極めて対照的でした。■「米国との競争ではなく協力…この記事は有料記事です。残り1676文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人牧野愛博専門記者|外交担当専門・関心分野外交、安全保障、朝鮮半島関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
















