日韓首脳会談、エネルギー分野の協力で一致 原油の相互融通など確認2026年5月19日 18時11分安東=相原亮印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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高市早苗首相は19日、韓国南東部の慶尚北道・安東(アンドン)で李在明(イジェミョン)大統領と会談した。両首脳は中東情勢を受け、インド太平洋地域のエネルギー供給網の強化や、原油や石油関連製品をお互いに融通するなどエネルギー分野で協力を深める方針で一致した。 会談は、両首脳がそれぞれの国を行き来する「シャトル外交」の一環として行われた。1月に首相の地元・奈良で会談した際に、李氏が次回の首脳会談は故郷の安東で開く考えを示していた。日韓首脳会談の舞台「安東」とは 李大統領の故郷、世界遺産の集落も 会談の冒頭、首相は「国際社会は大変困難な時期を迎えている。良好な日韓関係の基調を着実に発展させ、インド太平洋地域の安定化の要として役割を果たしていくことが極めて重要だ」と述べた。 李氏は「力強い韓日両国の協力に合わせ、国際情勢の厳しさを共に乗り越えていく中で、双方が互いにどれほど重要な協力パートナーであるか実感できることになった」と語った。 首相は会談後の共同記者発表で、日本が主導した原油や石油関連製品の確保に向けて金融支援する「パワーアジア」の枠組みに言及。「パワーアジアの下、インド太平洋地域の備蓄強化を含むエネルギー供給網の強靱(きょうじん)化や日韓のエネルギー安全保障強化を柱とする日韓協力を立ち上げ、具体的な行動を共同で検討していくことで一致した」と述べた。 また、AI(人工知能)や経済安全保障の分野について「日韓が共に強く豊になるため、互恵的な協力を推進していくことを確認した」として、関係者の間で議論を進める意向を示した。 今回、韓国側は首相を「準国賓」と位置づけ、李氏が首相を安東市内のホテルで出迎えた。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人相原亮政治部|首相官邸担当専門・関心分野国内政治、外交・安全保障印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする