深掘り高市首相あす訪韓、李大統領の故郷で首脳会談 安全保障で温度差も佐藤瑞季 安東=貝瀬秋彦印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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高市早苗首相は19日に韓国南東部の慶尚北道・安東(アンドン)を訪れ、李在明(イジェミョン)大統領との首脳会談に臨む。「シャトル外交」の一環で、1月に高市氏の地元・奈良で会談した際に、李氏が故郷の安東での会談を提案していた。 韓国大統領府の報道官は17日、高市氏の訪韓について「国賓に準ずる礼遇」で歓迎すると説明した。両首脳は会談と夕食会後には、伝統的な家屋が並ぶ世界文化遺産の「河回村(ハフェマウル)」で伝統芸能パンソリの公演などを鑑賞し、友好ムードを演出する。 一方、日本の外務省は会談を控えた18日、戦時中に朝鮮半島出身者らを含む183人が水没事故で犠牲になった海底炭鉱「長生(ちょうせい)炭鉱」(山口県宇部市)に関し、昨年8月と今年2月に発見された遺骨などについて、DNA鑑定を行うことで日韓が一致したと発表した。両首脳は1月の会談で、DNA鑑定に向けた協力方針を確認していた。外務省関係者によると、遺骨からサンプルを採り、日韓双方でDNA鑑定を行い、情報を共有することを確認したという。 両首脳は会談で、安全保障面についても議論する。複数の政府関係者によると、海上自衛隊と韓国海軍は6月上旬に、捜索・救難共同訓練(SAREX)を再開する。こうした防衛交流の進展を踏まえて、安保協力を含む日韓、日米韓の戦略的な連携を強化していくことの重要性を確認する見通しだ。 日韓の防衛協力は2018年…この記事は有料記事です。残り1032文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人貝瀬秋彦ソウル支局長専門・関心分野朝鮮半島、東南アジア、核問題、人権問題関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする