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My吹部seasons ステージ上では、柄やデザインの違う制服を身にまとった約70人の中学生たちが、ひとつの音楽を奏でていた。 4月29日、長野市芸術館で開催された「長野ジュニアバンド 春の吹奏楽祭」。演奏会のフィナーレを託されたのは、長野ジュニアバンド(NJB)から選抜されたメンバーによるリーダーズバンドだった。3月下旬に浜松市であった全国中学生交流コンサートにも参加したメンバーだ。 指揮者は長野県小諸高校(現・長野県小諸義塾高校)吹奏楽部の元顧問、高砂佑介。異なる中学校の生徒たちが集まった混成チームが奏でる《マードックからの最後の手紙(2021年版)》は、深い響きと表現で会場を満たし、感動を呼んだ。 高砂は終演後、中学生たちにこう語った。 「この経験をそれぞれのクラブに持ち帰ってほしい。長野市の吹奏楽が盛りあがることを願っています」 それは、多くの吹奏楽部が昨年9月末で「廃部」となり、地域移行したこのエリアに対する祈りであり、中学生たちへのエールだった。 ♪「部活動を維持できない」 指導者の危機感とゆらぐ吹奏楽の灯 現在、長野市の中学校では…この記事は有料記事です。残り2916文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする