阪神村上が甲子園で勝ちたかった理由 地元の子どもに届けたプロの姿2026年5月16日 19時17分平田瑛美印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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(16日、プロ野球 阪神タイガース3―1広島東洋カープ) 今季の阪神・村上頌樹には、甲子園で活躍したい理由が一つ増えた。好きでいられるように 5度手術経た阪神・高橋遥人が言いかけたこと 淡路島の最南端の兵庫県南あわじ市出身で、地元の子どもたちを招待する活動を始めたからだ。 「何かを始めるきっかけにしてもらえたら」。昨季、投手3冠に輝いた右腕は、地元に恩返しがしたかった。 ただ、今季は前回登板までの7試合で1勝3敗。生命線である制球を乱し、立ち上がりの失点が目立った。甲子園で4度先発も、勝ち星はなかった。 「いいピッチングで、(子どもたちに)チームが勝つところを見せたいと思っていた」 今回、いつもより長い中7日の調整期間を与えられたことも、発奮材料となった。 この日は直球の威力が戻り、高めを振らせて凡打を誘った。 八回まで2安打無失点と圧倒し、今季初の九回へ。2死一、二塁から適時打で1点を失って完封を逃すと、表情をゆがめたまま降板した。 「最後まで投げきれなかった悔しさがあった」 四回まで1人の走者も出さず、無四死球であと1死まで投げた。課題を見事に乗り越えた好投で、今季初めて甲子園で勝ち星をつかんだ。 それでも、お立ち台では「気持ちの整理がついていない」と表情は晴れなかった。「まだまだ実力が足りないということ。突き詰めたい」 華々しいプレーだけではない。勝った上で反省することも、プロ野球選手だからこそ伝えられる姿だ。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人平田瑛美スポーツ部|プロ野球阪神担当専門・関心分野野球、ファン文化、教育関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする