アカハライモリを見つめる栗山武夫准教授=2026年4月22日、兵庫県丹波市青垣町、砂山風磨撮影
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アカハライモリのオスは繁殖期、人の目には見えない「紫外線」でメスにアピールしていた――。そんな研究成果を兵庫県立大や山階鳥類研究所(千葉県我孫子市)のチームが発表した。皮膚を電子顕微鏡で観察すると、ナノレベルの仕組みが見えてきたという。 名前の通り「赤い腹」が特徴的な日本の固有種アカハライモリ。オスは4~7月の繁殖期になると、しっぽや背中の一部が青紫色になることが知られている。繁殖期のオスのアカハライモリは尾部を中心に青紫色に変化する=栗山武夫准教授提供 兵庫県立大自然・環境科学研究所の栗山武夫准教授(44)らは、繁殖期に入ったオスの皮膚の反射光を解析。その結果、しっぽが特に強く反射した光は、人が見えない範囲の波長350ナノメートルほどの紫外線だった。 栗山准教授は、先行研究から、人と違ってアカハライモリの視覚は紫外線を認識できる可能性が高いといい、「人が見えている以上に、メスにはオスのしっぽがまぶしく見えるのではないか」と話す。 さらに、研究チームが電子顕…









