更新中9分前に更新2026年8月30日 5時55分(2026年8月30日 9時11分更新)印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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気象庁は30日午前4時半、福井県にレベル5大雨特別警報を発表した。命の危険がある状況で、ただちに安全を確保する必要がある。記事のポイント●今後の見通しは●気象庁の会見●ダムで緊急放流を行う可能性●「車が立ち往生」通報相次ぐ●停電も発生雨、昼ごろまで最大級の警戒必要 気象庁によると、対象は福井県の福井市、大野市、勝山市。今後、他の市町村にもレベル5特別警報を出す可能性があるという。福井県は福井、大野、勝山、あわら、坂井、永平寺の6市町に災害救助法を適用した。 福井県によると、午前8時現在で人的被害は確認されていないが、福井、大野、勝山、鯖江、あわら、坂井、永平寺の7市町の34万4225人に緊急安全確保や避難指示が発令されているという。 雨は昼ごろまで最大級の警戒が必要な状況が続く。午後にはピークを過ぎる見通しだが、引き続き厳重な警戒が必要だという。水たまりのはずが車浸水 千葉豪雨で多発、亡くなった人も 防ぐには「経験したことのないような大雨」 気象庁と国土交通省は午前5時半から会見を開き、「これまでに経験したことのないような大雨で、何らかの災害がすでに発生している可能性が極めて高い。命の危険が迫っており、ただちに身の安全を確保してほしい」と呼びかけた。浸水が懸念される場合には車で移動しないよう求めた。 レベル5特別警報では、避難所へ向かうことにはこだわらず、近くの頑丈な建物の上層階などへの避難が求められる。外へ出ることも危険な場合は、2階以上の部屋に移動するなど、少しでも命が助かる可能性の高い行動をとることが必要だ。 気象庁によると、日本海から日本の東側に前線が停滞し、湿った空気が流れ込んで大気の状態が不安定になっている。ダムで緊急放流を行う可能性 30日未明の1時間降水量は福井市美山で64.0ミリ、坂井市春江で57.0ミリ。午前5時40分までに観測した最大の24時間降水量は勝山市で292.0ミリ、坂井市春江で282.5ミリで、観測史上最多となった。 今回の大雨は非常に激しい雨ではあるが、線状降水帯は発生していない。気象庁の細見卓也予報課長は「1時間の降水量としては十分多いが、100ミリ前後の記録的短時間大雨は観測されていない。50~60ミリほどの雨が長い時間、比較的同じ場所に降り続くことで大雨になった」とした。 国土交通省によると、午前4時半時点で福井市の荒川、大野市の赤根川で氾濫(はんらん)発生水位を超えたほか、福井市の芳野川、大野市の清滝川、坂井市の田島川で氾濫危険水位を超えている。坂井市の龍ケ鼻ダムでは今後、緊急放流を行う可能性があり、坂井市とあわら市を流れる竹田川で急激に水位が上昇する恐れがある。冠水の通報相次ぐ 「車が立ち往生」 福井県によると30日午前8時現在、大雨特別警報が出ている勝山市や大野市で床上浸水が1軒、床下浸水が4軒確認されている。 福井県警には午前6時時点で、車両の立ち往生や道路冠水などの110番通報が25件寄せられているという。 福井市消防本部によると、「車が立ち往生して出られなくなった」という通報があり、消防隊員が乗っていた2人を救出したという。大雨や水害、車での避難する時の注意点 冠水路や高架下は通らないで停電も 北陸電力送配電によると、午前8時10分現在、石川県白山市で約410戸、福井市で約40戸が停電しているという。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません