2026年8月28日 11時30分板倉大地 西岡矩毅印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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「泥棒も冷蔵庫の中までは見ないので安全です」 警察官を装う人物が80代の女性にこう信じ込ませ、自宅の冷蔵庫に現金などを入れさせたうえで、留守中に盗み出す事件が東京都であった。 現金を「受け子」に渡させたり、口座に振り込ませたりする特殊詐欺とは異なり、現金を自宅内に「隠す」ように促し、住人が留守にする時間を聞き出して盗む新たな手口とみて、警視庁が注意を呼びかけている。狙われる人目に付かぬ宅配ボックス、中には現金 普及進み防犯に課題 匿名・流動型犯罪グループ対策本部によると、事件があったのは8月26日午前10時15分ごろ。東京都町田市の一軒家で「窓ガラスを割っている人がいる」と目撃者から110番通報があった。 約20分後に警察官が到着すると、1階の掃き出し窓が割られ、住人の80代女性が冷蔵庫に入れていた現金約100万円がなくなっていた。女性は当時、病院に出かけていて不在だった。 被害に遭う前、女性の携帯電話には、郵便局員や警察官を名乗る人物からの電話が相次いでいた。 最初の電話は21日。郵便局員を名乗る人物からだった。 「香港に不審な郵便物を送ろうとしていませんか。静岡空港であなたの荷物を止めています」 そう告げられ、静岡県警から電話があったら出るように促されたという。「まだ入れていますか」 直後、警察官を名乗る人物から電話があった。「あなたの個人情報が悪用されています。静岡県警が守ります」と言われ、自宅にある現金や貴金属を冷蔵庫で保管するよう指示された。女性は現金約100万円や金のネックレスなどを冷蔵庫に入れたという。 その後も、この人物から毎日、「まだ入れていますか」「外出の予定はありますか」と電話があった。女性が26日午前10時から病院に行くと伝えたところ、その時間帯に住宅に侵入され、冷蔵庫内の現金を盗まれたという。 担当者は、犯人側には、住宅内で現金を探す手間を省き、短時間で盗み出せる利点があると指摘。警察が現金や貴重品を一カ所にまとめて保管するよう求めることはないといい、不審な電話があった場合は、すぐに警察に相談するよう呼びかけている。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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この記事を書いた人板倉大地東京社会部|警視庁担当専門・関心分野事件、事故、警察行政関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






