サンフランシスコ=市野塊印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
[PR]
米食品医薬品局(FDA)は26日、膵臓(すいぞう)がんの新たな治療薬の米国内での販売を承認したと発表した。臨床試験(治験)では、この薬を服用した患者グループの生存期間が一般治療よりも約2倍に延びた。発見も治療も難しい、難治がんの代表格である膵臓がんの画期的な薬と期待されている。 薬は「ダラクソンラシブ(商品名Rasonque)」で、米レボリューション・メディシンズが開発した。対象は、すでに別の化学療法などを受けたことがある、転移性の膵臓がん患者。錠剤を1日1回服用する。 この薬は、膵臓がんの多くでみられる「KRAS」と呼ばれる遺伝子の変異をターゲットにした。変異によってがん細胞の増殖を促すたんぱく質が異常に活性化するが、そのはたらきを阻害する。この仕組みを利用した治療法は長年研究されてきたが、膵臓がんでの創薬は実現していなかった。 同社の発表や、米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに投稿された論文によると、ダラクソンラシブの治験には膵臓がん患者約500人が参加。既存の抗がん剤投与などの一般的な治療を受けたグループと、ダラクソンラシブを投与されたグループを比較した。各グループの生存期間の中央値は、一般治療グループの6.7カ月に対し、ダラクソンラシブのグループは13.2カ月と約2倍だった。「15年で最も重要な進歩」 米国外でも承認申請の動き 膵臓がんは初期の症状がほと…この記事は有料記事です。残り340文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちら
この記事を書いた人市野塊サンフランシスコ支局専門・関心分野気候変動・環境、医療、テクノロジー関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする










