猛暑に人を丸ごと冷やす「人間冷蔵庫」 熊本地震の被災地でも活用2026年8月26日 18時00分柴田悠貴印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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ネッククーラー、ファン付き作業服、水冷ベストなど次々と生まれる猛暑対策グッズ。そんな中、人が中に入って体を冷やす「人間冷蔵庫」が誕生した。 トラスコ中山(東京都港区)が開発した「ど冷えもんBOX」。4月の発売以降、工場や建設現場のほか、野球場やゴルフ場、屋外イベント会場などに導入されている。屋内外で使え、100ボルト電源があれば工事不要で設置できる。 開発のきっかけは昨夏の猛暑。冷凍食品を販売する自動販売機「ど冷えもん」の技術を応用し、短時間で体を冷却できる装置として中山哲也社長が考案した。安全面に配慮し、20分で自動停止する機能や密閉状態を避ける構造を採用。5度の冷気が吹き出し、ケース内部は15度まで下がる。販売台数は8月時点で300台を超えた。 茨城県筑西市の廃タイヤリサイクル会社「黒沢産業」は約150万円で1台購入し、6月から本格的に使い始めた。工場内は真夏になると40度を超え、湿度も高い。冷凍ペットボトルや塩分補給、ファン付き作業服などの対策を続けてきたが、昨年は4人が軽度の熱中症症状を訴えた。 当初は利用が伸びなかったが、勤務中でも自由に使えるよう休憩室から工場内に移設すると、従業員が1日3~4回利用するようになった。今年はこれまで熱中症発症者が出ていない。生産性向上にもつながったという。 「ど冷えもんBOX」は災害現場でも活用されている。7月に発生した熊本地震では、猛暑下の避難所や復旧作業の拠点などに計18台を無償提供した。【動画】トラスコ中山が開発した「ど冷えもんBOX」=柴田悠貴撮影有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする













