ストーリー2025年10月6日 6時00分(2025年10月6日 15時43分更新)有料記事森下裕介印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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顧客の大切な財産を、盗難や災害などから守るための銀行の貸金庫。そこが、巨額の窃盗事件の現場になっていた。 メガバンクの行員だった被告は、貸金庫から顧客の金塊や現金を盗み続けた。金融業界全体を巻き込む事態に発展した「前代未聞の犯行」に対し、東京地裁は6日午後、被告を懲役9年とする判決を言い渡した。三菱UFJ元行員に懲役9年判決 貸金庫で窃盗繰り返す 東京地裁「100人ほどから17億~18億円」 今年4月の初公判。黒いスーツ姿の山崎(逮捕時は今村)由香理被告(47)は法廷で、裁判官と満席の傍聴席に向けて頭を下げた。起訴内容については、「全部認めさせていただきます」と述べた。 被告は2023年3月から24年10月、勤務先だった三菱UFJ銀行の支店の貸金庫から、顧客の金塊29個(時価総額約3億3千万円)や現金約6千万円、旅行券50枚(計25万円分)を盗んだとする窃盗罪で起訴された。 法廷で被告は、起訴内容に含まれないものも含めると、20年ごろから4年半にわたり「100人ほどから17億~18億円相当」を盗んだと明かした。 法廷での検察側や被告の説明などから、犯行に至る経過をたどる。 被告が入行したのは就職氷河期まっただ中の1999年4月。短大を卒業し、窓口業務などを担う一般職として働いた。職場では出世したが 転機は、夫がFX取引で利益を上げているのを見て、自分も始めたことだった。 だが、利益を上げられず、借…この記事は有料記事です。残り1656文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人森下裕介東京社会部|文部科学省担当専門・関心分野教育、司法、人権関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






