東京:日本の防衛大臣は土曜日、東京の靖国神社で参拝を行った。同神社は、日本のアジア近隣諸国から、日本の過去の軍国主義の象徴とみなされている。 高市首相は、日本の降伏記念日に参拝すると過去に繰り返し公約していたにもかかわらず、外交上の緊張を悪化させないよう、これまで同神社への参拝を控えてきた。第二次世界大戦の戦犯も祀られている同神社への日本政界関係者による参拝は、中国や韓国から批判を受けてきた。両国は、これを日本の戦時中の残虐行為に対する反省の欠如を示すものと見なしている。小泉進次郎防衛大臣は、8月15日の終戦記念日やその他の機会に、この物議を醸す神社へ定期的に参拝してきた。 高市首相率いる強硬路線の下で、日本の軍事力増強や武器輸出の拡大を推進する防衛大臣として、土曜日の参拝はより物議を醸すものと見られている。防衛大臣による前回の参拝は2024年、現在、高市首相の官房長兼政府報道官を務める木原稔氏によるものであった。日本の防衛省は、憲法上の政教分離を理由に、自衛隊員の団体参拝を禁じている。小泉氏は10月、どの国の人であっても、祖国のために命を捧げた人々に敬意を表するのは当然のことだと述べた。小泉氏は土曜日の参拝についてコメントを避け、神社で待ち構えていた記者団の前を素通りした。同氏は、2006年に現職首相として靖国神社を参拝し、中国を激怒させた人気元首相の小泉純一郎氏の息子である。高市首相率いる与党・自由民主党の幹部3人も土曜日に同神社で共に参拝し、供物を捧げた。首相に代わって行われたこの珍しい合同参拝は、高市首相の不在を補うとともに、彼女の右派支持者にアピールする動きと見られている。同党の鈴木俊一幹事長は記者団に対し、首相の「戦没者の御霊」に対する思いを胸に祈りを捧げ、党首としての高市首相の現金供物を携えて参拝したと語った。高市首相にとって、右派有権者へのアピールは重要な課題となっている。物価高対策の遅れや、選挙運動における悪質な動画疑惑、不評な皇位継承法の改正などをめぐるスキャンダルにより、支持率が急落していると見られているからだ。高市首相は就任以来、同神社を参拝していないが、年2回行われる例大祭には2回、供物を送っている。11月、日本の指導者が「中国による台湾への攻撃は、日本にとって『存亡を脅かす事態』となり、武力行使を必要とする可能性がある」と発言したことで、日中間の緊張が高まった。 この発言は北京の激しい反発を招いた。今週の注目は、物議を醸しているにもかかわらず8月15日に靖国神社で参拝すると繰り返し述べてきた高市首相が、その公約を守り、81年前に戦争を終結させた日本の降伏記念日である土曜日に靖国神社を訪れるかどうかという点に集まっていた。今週初め、木原氏は高市首相が適切な判断を下すだろうと述べたが、その後、日本のメディアは、日本と北京とのすでに困難な関係がさらに悪化することを防ぎ、ソウルとの良好な関係を維持するため、高市首相は参拝を見送るだろうと報じた。土曜日の後半には、降伏を記念する国家式典で、高市首相が初めて行う演説において、戦時中の歴史をどのように語るかに注目が集まることになる。高市首相は、日本の戦時中の侵略や残虐行為を認めることに繰り返し抵抗し、朝鮮人労働者や日本軍のための性奴隷として拘束された女性たちに対して強制が行われたことを否定してきた。彼女は以前、学校教科書から「慰安婦」という婉曲表現で知られる戦時中の性奴隷に関する記述を削除する運動に関与していた。彼女は、日本の過去の行為に対する責任を負わない戦後世代の一人であり、謝罪するつもりはないと述べている。日本は2010年代以降、民族主義的な姿勢を持つ安倍晋三元首相の下で、戦時中の歴史に対する「自虐的な見方」を是正し、国民的誇りを取り戻そうとする動きが活発化し、修正主義的な反発に直面してきた。高市首相は安倍氏を師と仰いでいる。2013年以降、安倍氏が築いた先例に基づき、日本の首相たちは戦時中の残虐行為についてアジアの被害者への謝罪を行わなくなった。しかし昨年、石破茂前首相は戦争について「悔恨」を表明し、それを「過ち」と呼んだものの、日本によるアジア各地への侵略に言及したり、謝罪したりすることはなかった。AP