印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
[PR]
中国南部・湖南省の省都長沙市のライブハウスは、異様な熱気に包まれていた。 4月下旬の週末の午後に開催されていたのは「地下アイドル」のイベント。フリルのついたワンピースや黒を基調とした衣装に身を包んだ中国人のアイドルたちが次々とステージに登場し、日本語の歌を披露する。 「はい、せーの!」「みんな一緒に!」。ステージからの客席への呼びかけも、ファンからのコールもすべて日本語。ダンスに合わせて、ファンたちも盛り上がる。列車のように一列になって会場内を回ったり、独特なステップを踏んだり。 これって、オタ芸――? 一瞬、自分が東京・秋葉原のライブハウスにいる錯覚に陥るようだった。 チケットは約60元(約1400円)。映画チケットの2倍ほどの価格で4時間超のライブ公演が楽しめた。【動画】中国で急増する地下アイドルグループ=岩田恵実撮影中国の地下アイドルたちが歌う理由とは 中国では今、日本に「源流」を持つ地下アイドルが続々と誕生している。小規模なライブハウスでの公演やファンとの身近な交流を重視し、距離の近さが特徴だ。日中関係悪化の影響も受ける一方で、日本のアイドル文化が中国で独自に深化し、現地の若者たちの間に根付きつつある。【まとめてわかる】 悪化したままの日中関係、改善の見通しは? 長沙のステージに立った2人組のアイドル「超野」のメンバー羊羊羊さんは、小学生のころから「名探偵コナン」や「NARUTO」といった日本のアニメが好きで、大学時代にサークル活動でアニメソングなどに合わせて踊るダンスを始めた。パフォーマーとして現在の事務所と契約した後、アイドルデビューの話が持ち上がったという。 とはいえ、アイドル活動だけでは食べていけず、本業は動画クリエーター。アイドルになるのは週末だけだ。ファンに「楽しさや元気を届けたい」との思いで舞台に立っている。ストレス発散できるのも魅力 ファンの思い アイドルたちは、必ずしも日…この記事は有料記事です。残り1620文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちら
関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






