インタビュー争点ですらないパレスチナ和平 秋のイスラエル総選挙、識者の視点エルサレム=遠藤雄司印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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イスラエルのネタニヤフ政権は任期満了日の10月27日に総選挙を実施することを明らかにしました。ネタニヤフ氏が続投できるかどうかが最大の焦点です。総選挙の展望について、東京大学中東地域研究センターの鈴木啓之・特任准教授(中東政治)に聞きました。【詳報】イスラエル総選挙へ、ネタニヤフ首相の信任が焦点 10月27日に【関連】ネタニヤフ首相の対抗馬は息子戦死の元軍トップ 初の中東系首相か――選挙のポイントについて教えてください。 ネタニヤフ政権は久々に4年の任期を全うした政権になります。焦点はこの4年間の政策への評価になるでしょう。パレスチナ自治区ガザ、レバノン、イランでの戦闘などに対する採点のような形になると想定しています。「ネタニヤフか反ネタニヤフか」というのが与野党のほぼ唯一の対立軸と言っていいような状態です。――イスラエルには、人生をかけてユダヤの教義を学んでいることなどから、宗教上の配慮として兵役を事実上免除されてきたユダヤ教超正統派の人々がいます。そうした若者に対して兵役を義務づけるかどうかが、争点として大きな話題になっていますね。 超正統派の兵役免除は、建国の父ベングリオンが宗教派に約束したことが発端で、法的な根拠のない特例ですが、ネタニヤフ氏としては、連立政権を長年組んできて非常に信頼できる宗教系政党と組まない選択肢はありません。そして、その宗教系政党から要望が出ているのが、兵役の免除です。ネタニヤフ氏は様々な方法で免除を続けてきました。 一方、野党側は超正統派の若者を徴兵しないのは不平等だと主張しています。兵役の不平等はイスラエルではものすごく響くテーマです。日本でいうと、年金や健康保険の保険料支払いを免除されながら、サービスは受給できるみたいな話です。ガザめぐり「アグレッシブな政策」打つ可能性も――ネタニヤフ氏は選挙戦をどう戦うでしょうか。 ネタニヤフ氏はこれまでの選…この記事は有料記事です。残り1326文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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この記事を書いた人遠藤雄司エルサレム支局長専門・関心分野中東情勢、アフリカ情勢、紛争、災害、事件関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする









