独自エース級の財務官僚が異例転出へ 官邸幹部「協力的でなかったから」大日向寛文印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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7日発表予定の財務省人事が波紋を呼んでいる。将来の次官候補と言われている一松(ひとつまつ)旬(じゅん)・主計局次長が東京税関長に転出する案で、エース級の財務官僚がこのポストに就くのは異例。消費減税などで意見が対立した高市政権の介入があったとみられ、官邸幹部は人事について「(一松氏は)政権にあまり協力的でなかったから」と語った。 一松氏は1995年に入省。予算編成を行う主計局の社会保障担当や予算全体を指揮する企画担当の主計官、岸田文雄首相(当時)の秘書官などを歴任し、「10年に1度の大物財務官僚」との呼び声が高かった。財務省が消費減税に追い込まれた瞬間「ゼロでなければどうですか」 昨年10月から主計局次長として、政権肝いりの給付付き税額控除の実務を取り仕切ってきた。今後、制度設計が具体化するにあたり、留任が有力視されていた。 東京税関長はかつて、有力財務省官僚が次の役職が空くまでの「待機ポスト」としても使われていた。2002年に後に次官になった津田広喜氏が、主計局次長から就任した前例がある。ただ、津田氏以降の東京税関長は次官になっていなかった。 一松氏は強い財政再建論者で、政治家に直言することで知られている。官邸幹部は「(一松氏は)初めての挫折を味わっているんじゃないか」と「左遷」含みの人事であることを認めた。 首相官邸の人事介入は珍しいことではない。安倍晋三政権では、内閣法制局長官や総務省局長をめぐり、介入が取り沙汰された。ただ、「官庁の中の官庁」とされる財務省では、これまで露骨な人事介入は行われてこなかった。 ただ、高市政権では財務省次…この記事は有料記事です。残り300文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人大日向寛文編集委員|経済政策専門・関心分野財政をはじめとする経済政策全般関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする