ロヒンギャ難民送還「ミャンマーと合意」 マレーシア首相発言が物議バンコク=伊藤弘毅 ヤンゴン=笠原真印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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迫害で130万人以上がミャンマー国外に逃れているロヒンギャ。その多くを難民として受け入れてきたマレーシアのアンワル首相が、約5千人の送還でミャンマーと「合意した」と発言し、物議を醸している。国内で難民への反感が高まるなかで強硬対応を迫られた形だ。ミャンマーは国軍による2021年のクーデター以降は現地の人権状況が悪化していて、計画の中止を求める声も上がる。【そもそも解説】ロヒンギャ問題とは なぜ迫害受け、故郷を追われる ミャンマーの少数派イスラム教徒のロヒンギャは、仏教徒が9割近くを占めるミャンマーで迫害を受けてきた。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、現在は130万人以上が国外で避難生活を送る。イスラム教徒の多いマレーシアは長年、その主要な受け入れ先となってきた。2月末時点でUNHCRに難民登録されている約21万人のうち、ロヒンギャは最多の約12万人を占める。 そんな中、アンワル氏は7月29日、地方選挙を控えた中部ヌグリスンビラン州での集会で、ロヒンギャ難民の送還でミャンマーと「合意」したと述べた。国営ベルナマ通信が伝えた。具体的な道筋やその後も送還を続けるかには触れなかった。 マレーシアでは難民の受け入れ数増加に伴って、地元住民との摩擦も生じている。最近はSNSの影響もあり、ロヒンギャを含む難民への反感が高まっている。当局もロヒンギャ難民への取り締まりを強めており、7月末には保護を求めて首都クアラルンプールのUNHCR前に集まった100人以上を一時拘束した。国軍と武装勢力、双方から迫害 アンワル氏率いる与党連合は…この記事は有料記事です。残り432文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人伊藤弘毅アジア総局員兼ニューデリー支局員|アジア経済担当専門・関心分野国際情勢、国家の開発、アジアと日本笠原真ヤンゴン支局長兼アジア総局専門・関心分野紛争、難民、格差関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする














