軍によると、レバノン南部のイスラエルが「安全保障地帯」と指定している区域内で、ヒズボラの戦闘員数名を特定したという

軍はこれに先立ち、イスラエル兵1名が中程度の負傷を負ったと発表していた

エルサレム:イスラエル軍は土曜日、停戦にもかかわらずレバノン南部でヒズボラの戦闘員数名を殺害し、同地でイスラエル兵1名が負傷したと発表した。軍によると、イスラエル軍が占拠しているレバノン南部の、イスラエルが「安全保障地帯」と称する区域内で、夜間にヒズボラの戦闘員数名を特定したという。「確認後、兵士たちは脅威を排除するため、テロリストを攻撃し、排除した」と軍は声明で述べた。イスラエル軍は「兵士に対するあらゆる脅威を排除するための作戦を継続し、ヒズボラというテロ組織がイスラエルの民間人に危害を加えることを許さない」と述べた。軍はこれに先立ち、イスラエル兵1名が中程度の負傷を負い、治療のため病院へ搬送されたと発表していた。ベイルートでAFPの記者から取材を受けた際、ヒズボラはコメントを控えた。イランの支援を受けるこの武装組織は、6月20日以降、いかなる攻撃についても犯行声明を出していない。6月下旬にレバノンとイスラエルが署名した、米国が主導する枠組み合意は、敵対行為の終結を目的としており、レバノン軍がヒズボラの武装解除を行い、イスラエル軍はレバノン国内の「パイロットゾーン」から撤退し、その後レバノン軍団が同地域に展開することになっている。ヒズボラはこの合意を繰り返し拒否し、武装解除も拒んでいる一方、イスラエルの完全撤退に関する日程は定まっていない。この合意は、ヒズボラが3月2日にテヘランを支持してイスラエルへロケット弾を発射し、レバノンを中東全域にわたる戦争に巻き込み、イスラエルによる大規模な空爆と地上侵攻を引き起こしてから3カ月以上を経て成立したものである。6月の米イラン間の暫定合意およびレバノン・イスラエル間の合意締結以降、暴力は減少しているものの、レバノンでは南部に対するイスラエルによる断続的な空爆や砲撃が引き続き報告されている。レバノン軍は先週、枠組み合意に基づく同軍の完全な展開を妨げているとして、継続するイスラエルの軍事活動を非難した。3月初旬にイスラエルとヒズボラの間で戦争が勃発して以来、イスラエル軍は兵士38人と民間契約業者1人が死亡したと報告している。AFP