東野圭吾さんとの「一度きりの出会い」語る 推理作家協会賞の贈呈式2026年7月31日 21時51分野波健祐印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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第79回日本推理作家協会賞の贈呈式が31日、都内で開かれ、4部門の受賞者がスピーチした。式の冒頭、代表理事の貫井徳郎さんが「おめでたい席ではありますけれども、大変悲しいことが起きてしまいました」と話し、23日に亡くなった東野圭吾さんへの黙禱(もくとう)を呼びかけた。東野圭吾さん死去、読者に投げかけた最大の謎 「書きたいのは人間」 「百年の時効」で長編および連作短編集部門を受けた伏尾美紀さんは、東野さんと同じ江戸川乱歩賞の受賞者。数年前に乱歩賞作家が集まった会での一度きりの出会いの思い出を語った。 「新人作家の一人に過ぎなかった私の作品を読んでいてくださったばかりか、登場人物の名前までちゃんと覚えていてくださって、本当にうれしかった」 「百年の時効」が今年の吉川英治文学新人賞を受けた際にも、担当編集者を通じて祝いのメッセージが届いたという。「後輩作家に対する優しさや、いたわりの気持ちは、後輩作家たちの心の中にも永遠に息づいていくものだと思っております」東野圭吾さんはどんな作家か 直木賞選考会「意見変えるのが得意技」 短編部門を受けた松樹凛さんの「ぼくらが夕闇を埋めた場所」は、選考委員を代表してあいさつした喜国雅彦さんから「ジャパニーズホラーの到達点」と激賞された。それを受けて、「自分の夢と理想を詰め込んだ夢の青春小説を書いたつもりで全くホラーだと思っていなかった。とても驚いたけれども、青春の根源に潜むものは、先の見えない不安や恐怖のようなものと常に一体であるように思います」と述べた。 続いて「青ひげ夫人と秘密の部屋」で評論・研究部門を受けた千野帽子さん、翻訳小説部門の「世界の終わりの最後の殺人」の翻訳者、三角和代さんがあいさつ。最後に同書の著者スチュアート・タートンさんの喜びの声がビデオメッセージで会場に流れた。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする