「飛鳥・藤原の宮都」世界遺産登録に沸く地元 考古学者も格別な思い今井邦彦 塚本和人印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
[PR]
「日本」という国の誕生の舞台となった遺跡群「飛鳥・藤原の宮都」が26日午前、ユネスコの世界文化遺産に登録されることが決まった。その瞬間、韓国・釜山での世界遺産委員会の議論をパブリックビューイング(PV)会場で見守っていた関係者や市民から、大きな喚声が上がった。 奈良県橿原市の橿原文化会館に設けられたPV会場には、地元の明日香村や橿原市、桜井市の市村長ら計約350人が集まり、審議の様子を見守った。午前10時45分、「決議案を採択します」と議長が宣言。その瞬間、PV会場は「おーっ」というどよめきのような歓声と、拍手に包まれた。 「飛鳥・藤原」が世界文化遺産登録を目指す国内の「暫定リスト」に入ったのは2007年。しかし構成資産の史跡指定や整備に時間がかかり、国から正式に推薦されたのは昨年1月だった。明日香村の森川裕一村長は「10年で(登録決定が)取れると思っていたが、村だけでは物事が動かせないことがよく分かった」と振り返り、準備に協力した研究者や行政関係者に感謝の言葉を述べた。 釜山からリモート参加した山下真知事は「この遺産の価値を世界と共有し、次世代に引き継ぎたい」とあいさつ。2会場をつないでバンザイをして登録を祝った。「考古学人生が実を結んだ」「今後、新たな発見も」 半世紀以上にわたって、飛鳥の遺跡の調査・研究に携わってきた考古学者も格別な思いだった。 2007年の世界遺産暫定リ…この記事は有料記事です。残り656文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人今井邦彦専門記者|歴史・文化財専門・関心分野歴史、考古学、文化財、サブカルチャー塚本和人橿原支局長|寺社・文化財専門・関心分野歴史、考古学、外交、国際関係関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする












